脱ヘミペニスと咬傷

今期期待のオス、ブラッドタンジェリン。赤系モルフに掛ける予定で順調に盛って数匹のメスとペアリングを済ませました。
この子は交尾がとてもうまくメスを仕留めるのに時間はかかりません。
不甲斐ない他のオスに比べ頼もしく思ってた矢先、、、、、、、、。


交尾後、鮮血!


血塊、、、、、、。


ん?


そういえば前日の交尾の時も少し血が床材に付いてたような、、、、、。

総排泄口を見てみると、
血まみれの右ヘミペニスが出てる。

*画像は霧吹き洗浄後

クロアカルサックに戻す方法を調べてみると綿棒で押して納めるとある。
さっそく露出したヘミペニスを綿棒で優しく押してみても戻らず。
強く押しても戻らず。
次にぬるま湯の砂糖水につけて浸透圧を利用して収縮させようと試してみても全く戻らず。 _| ̄|○


ある程度固くなっているということは少なくとも前日から露出したままということか。
もしかするともっと前から露出していたかも。
こりゃ素人の手には負えない。
動物病院で診てもらうしかないか。


ということで、数日前ペアリング中、メスの激しい反撃をうけて傷ついたスノーディアブロブランコ君と2匹を連れて福岡市内の動物病院に行きました。

交尾を仕掛けるも思わぬ激しい反撃をくらい意気消沈するスノーディアブロブランコ。

爬虫類ショップ アンテナさんのLINEグループで教えてもらった評判のいいバーツ動物病院。
脊椎動物を意味する「vertebrate」に由来しているという病院名から小型哺乳類、カメやトカゲ、ヘビなどの爬虫類、カエルなどの両生類、魚類までを含めた脊椎動物の病院。

初診の予約はできないらしく午後は16-18時が診察時間となっているため15:20くらいに到着。
まだ誰もいません。受付一番でラッキー。案外すいてるなー。


と思ったら続々と患者ならず患畜を連れて飼い主が来るわ来るわ。
すぐに待合室はギュウギュウ詰め。

16時ちょうどに名前を呼ばれて受診。
経緯と症状を説明した後、先生の処置判断。
しばらく露出したままなので戻らないかもしれない。
その場合は切除することになる。
今期期待のオスだけに2本のヘミペニスの1本を失い生殖能力が低下するのは非常に痛いが、この子の為と同意して処置開始。退室。
10分後再び名前を呼ばれ入室。


右ヘミペニスが見事にクロアカルサックに納められ露出防止の為1針縫われていました。
スゴイ。
5分で納め、素早く縫ったんだ。
さすがプロの獣医さん。
感服しますたー。

まあ、病院にかかるまでにほぼ4,5日露出していた為傷ついているだろうし今後機能しないかもしれませんが、とりあえず様子をみてみましょう。
ということで抗生物質と栄養剤を処方していただきました。
2、3週間後に抜糸です。
担当いただいた先生には丁寧で適切な治療をしていただきました。

数日使ってしまったので量が減っている抗生物質と栄養剤。

病院から帰宅後、ペアリングしたエクリプスが交尾をいやがり、逆切れしたオスに反撃を食らいました。
あわてて2匹を離そうとした瞬間。
なんとオスがワニならぬ ”デスローリング”。
えええええーーーー。
1cmくらいの皮が食いちぎられてしまいました。 _| ̄|○

この子にも、2匹同様、抗生物質を飲ませることになりました。
抗生物質は相当まずいらしくペロペロした後は必ず吐き出します。
なので1滴を飲ますためには2、3滴をなめさせることになります。

とほほ。


Yo-Jiのふたたびレオパ

子供の為にお迎えしたのをきっかけにふたたびヒョウモントカゲモドキのブリードに挑みます。

0コメント

  • 1000 / 1000