強制給餌

実践している強制給餌方法です。
コオロギ、ミルワーム等活餌のピンセット給餌や置餌もダメ、冷凍コオロギ、全ての人工餌もダメで痩せてしまった個体をどう回復させるか。
悩んだ末試行錯誤を重ね、実験を繰り返してついに見つけた給餌方法。


ではありません。
簡単にyoutubeで見つけた方法になります。
パクリです。
いや参考にさせていただきました。


飼育し始めたころ活餌キープの手を抜くために各種人工餌や様々なカルシウム等のサプリメントを買っていたのでそれらを使います。


まずは、メインとなる水で溶く人工餌2種類。

サムライジャパンのレオパードゲッコーフードとレパシーのグラブパイ。
もちろんどちらか一つでいいのですが、折角二種類あるので半分ずつ使用しています。


このメイン人工餌を80%。

こちらもテキトーに買ったカルシウム類。
これをどれでも合計10%。

腸内細菌がレオパのおなかの細菌バランスを正常に保つというレプラーゼ。
水溶性と2種類ありますが、もったいないのでどちらも半分ずつ使います。
これを10%の割合で配合。

それらを磨り潰す乳鉢乳棒セット。
とレオパに与えるシリンジ5ml。
シリンジは容量2mlも使いましたが、成体には容量的に5mlサイズの使い勝手が良いように思います。

衛生を保つために使い捨てします。

*TERUMO テルモシリンジ 5mL SS-05SZ 1箱 (100本入) 税込 1,260 円。

メインの人工餌とサプリメントを上記割合で加えたら

シリンジで水を注ぐ前に乳棒で磨り潰します。

塊ができないよう細かくパウダー状にしてから水を注ぎます。

↑ ここ重要

写真は磨り潰す前にガッツリ水を注いていますが間違いです。

水を加えさらに磨り潰します。

水で溶く加減は磨り潰した後、壁に残らず下に落ちて溜まるギリギリの粘度といった感じでしょうか。
水分が多いとエネルギー効率が悪くなります。

シリンジに充填します。
与える個体は、1回クラッチ(スラッグ卵)しただけで拒食が始まり、1.5ヶ月以上食べていないタンジェリントルネードのママさん。生後1年満たずに交配させたのが原因と思われます。
未熟だったということで体重だけで判断してはいけませんね。

交尾時、55gあったんだけどすっかり痩せちゃいました。
ストレスから退色もしています。

まず、こんな感じで鼻頭に、

液体餌をくっ付けます。

しばらくすると全く食欲無くても、舌でペロリと舐めてくれます。

これを繰り返すと、鼻先に位置するシリンジの先からペロペロ舐めるようになります。
1回の給餌に1mlから3ml与えるのですが、体重によって判断が必要です。
この方法は根気と時間がかかりますが、ある程度体力が戻った時点からコオロギやミルワームを再び食べてくれるようになります。
注意点としては強制的に口を開けてシリンジを突っ込んだりしては絶対にいけません。あくまでも自らの意思でペロペロと舐めさせるだけです。
これでベビーからサブアダルトまで拒食個体を数匹回復させました。
拒食させる環境を作ってしまったことについては反省しなければなりません。
この子に関しては、こうして強制給餌を続けていくらか体重が戻りましたが、なかなかストックの活コオロギやミルワームを食べるようになりませんでした。
ところが、先の日曜日、コオロギを与えていることを知っている息子たちがお小遣い目的で採取したコオロギをうっかりケージに放してみると飛びついて食べてくれました。(タイミング的に偶然と思いますが)

再び食べ始めるこの瞬間がほんとにうれしい。
ただし、自然採取のコオロギなので当然寄生虫の心配があり与えてはいけなかったと反省しています。

活餌を食べるようになってくれたので、これからストックコオロギを与えればしっかり回復してくれるものと思います。


拒食になってしまったらお試しを。



Yo-Jiのふたたびレオパ

子供の為にお迎えしたのをきっかけにふたたびヒョウモントカゲモドキのブリードに挑みます。

0コメント

  • 1000 / 1000